iPhone向けWEBアプリケーションを作ってみてわかったこと。

モバイラーズオアシスのiPhone向けサイト、静的GoogleMapを使って軽量化してみました。

[改善]検索結果の一覧、iPhoneサイトの軽量化など – モバイラーズオアシス-電源検索サイト

iPhoneのsafariはかなりちゃんとできたブラウザなので、jQueryのプラグインを使えばかなりいろんな事ができて、「うは、これだったらアプリ作らなくてもいいんじゃね?」と当初思ったのですが。

【ハウツー】jQuery on iPhone – jQTouchを使ったWebアプリ開発 (1) jQTouchとは | エンタープライズ | マイコミジャーナル

やってみた結果、そうはいかないと言うことが分かってきました。
モバイラーズオアシスみたいなサイトは、無線LANのないところで動いてナンボです。3G回線で読み込めるサイズのWEBページということは、要するに携帯サイト並みに軽くないといけなくて。
jQuery本体は相当軽いものの、そのプラグインをあれこれ入れはじめたり、$(document).readyでページを書き換えるような機能が複数あると、無線LANでは快適に動いていても、3G回線になると動作が辛いページになってしまうことがあります。

ネイティブアプリであれば、画像とかライブラリをローカルに持っておくことができるので、みんなすいすい動いているのですが、毎回通信してデータを取ってこないといけないブラウザ上のアプリケーションだと、どうしても機能を絞る必要が出てきます。

HTML5のアプリケーションキャッシュ機能とかが動けば、二回目以降そっちから読むとかできるかもしれないのですけど。
あるいは、ユーザーインターフェイスに画像を使うのをやめて、HTML5の角丸機能などで装飾するようにすれば、多少ましになるのかも。でもその場合、どのサイトもみんな同じ見た目になってしまうと思うのですよね…
なんかうまいこと考えないと、iPhone向けWEBサイトでネイティブアプリ並みの機能を持たせるのはちょっと無理があるかなぁ、と思いました。


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