もぎゃ: 2007年10月アーカイブ

弾さんの404 Blog Not Found:ナイスキャッチ、ナイスタオル、ナイスボートで思いついたこと

漫画家に編集者がいてストーリーやプロットについてアドバイスしてくれるように、WEBサービスの編集者が欲しいです。
プログラマーが「携帯電話とWEBから編集可能なメモサービス。タグをつけることが出来る」とか言いだしたときに、「それ、機能を削って携帯電話からかけるおこづかい帳にしない?ターゲットは50代女性かな?」とかアドバイスしてくれる人。

制作後、プログラマが宣伝とか考えなくていいように、「週間WEBサービス」編集部みたいなのがあって、「もぎゃ氏の新サービス開始!」とかいって掲載してくれたり。
ITMediaさん始め各社へのプレスリリース対応とか、ユーザーさんやプレスからの問い合わせにも一次回答してくれるとうれしい。

で、公開後は「いい反響を得られましたね。ユーザーさんからはこんな要望をいただいているので、こんな機能を追加しませんか?」というような提案をしてくれる。あ、もちろん、プログラマが制作時に誰かの著書を参考にしていたら、公開前にアドバイス頂いたり、その方面に筋を通していただくのも編集者の大事なお仕事です(笑)

そんなに何でもかんでもやってくれたらおもしろくない、という気もするけど、漫画家は現にそうなっているのだから、おなじようなことをWEBサービス開発者にやっていただくわけにはいかないかなぁ。

オチ:
「週間WEBサービスからのお知らせ:もぎゃ氏の今月の新サービスは、作者の都合により、休載させていただきます。」



ちょっと話がずれるけど、最近IT関係の人の間では開発合宿というものが盛んらしいけれど、開発合宿にちょうどいい安宿があったら需要があるんじゃないかと思った。設備的には高速回線と無線LANがあればそれだけでいいと思うんだけど。

利便性を考えて、東京から2時間くらいで行ける自然とかがそこそこ残ってる場所(伊豆とか)か、もしくは思い切って沖縄とか。ITベンチャーとかが夏合宿に通ってきて、海のそばのゲストハウスでのんびり泳いだりコーディングしたりするの。よくない?
さらにはてなシェアハウスを構想する - phaのニート日記

 わー!これ欲しい!

 というか、実はやろうと思っていました。今日明日はキャッシュがないが、事業一つ立ち上げて売却してそれなりのお金が残ったら、のんびり「開発合宿のお宿」(ペンション)っていいよね、というような話をヨメとしていた。

何かのきっかけになるかも知れないから、ブレストシートを公開してみる。

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スウェーデン人のみなさまは、土曜日に帰って行かれました。NEXに乗り損ねたからといって成田空港までタクシーで行こうとして、大渋滞に巻き込まれて僕の携帯に電話してきたのも、きっといい思い出になったんじゃないかと思います。きっと。



んで、今日、ちょうどすれ違いでスウェーデンに行っていた同僚から、お酒を渡されました。秋葉原とタクシーのお礼だそうです。おお。なんて律儀な。

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Piratens Besk。アルコール38度(!)

「どうやって飲むの?」と聞いたところ、「snaps」だと。

Snaps is a small shot of a strong alcoholic beverage taken during the course of a meal, very much like the German schnapps. Drinking snaps is a tradition in Scandinavia, especially in Denmark and Sweden.
(Snapsは肉料理の合間にちょっとだけ飲む強いお酒。スカンジナビア半島、特にデンマークやスウェーデンで伝統的に飲まれています)


ちょうど今日の晩御飯はエビチリだったので試してみたところ....

ヨメ「わかった。これ、ガリだ。」

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ガリ



会社は自ら助けない者も助けちゃう?のつづき。

経営する人としては、そんなにがんばってスーパーエンジニアを育てなくても、まあとりあえずそれなりにやる気はありますよ、という程度の人でもたくさん連れてきて、一律の教育制度を用意して、とにかく数で勝負しちゃった方が、実際儲かってしまうんだろうな、と。

そういうわけで、会社としては、技術が好きで好きで仕方ない人をぐんぐん伸ばすより、そうでもないけどとりあえず会社を辞めないで仕事をちゃんとする人をいっぱい養成したほうが有利になってしまう、というお話の続きです。

そういう経済原理がある中で、shi3zさんのような考え方をする方はとても立派だと思うのですが、壁に突き当たるのがとても心配です。つまり、これから会社が成長してさらにたくさん人を雇うようになったとき、技術が好きで好きで仕方のない人だけを集め続けることができるのか?

結局、やる気は多少劣るけど、まあ仕事は無難にこなせるからいいか、みたいな人を妥協して取らざるを得なくなるんじゃないのかな、と。同時に、増え続ける人数に対して今のような目配りは次第に困難になってきて、しょうがない、研修はメニューを用意するから、やる気のある人は勝手に行ってください、ということになってしまうんじゃないかな、と。

今、研修メニューは用意した、行きたいものは各自上長許可の上人事部に申請のこと(でも仕事が忙しくてそれどころじゃないですから!)みたいなシステムになっている会社だって、最初からそうだったわけじゃないと思うのです。
たぶん最初は、社長自ら、バイトの採用にも立ち会って、手塩にかけて育てていたんだと思うのです。そのバイト君が社員になり、リーダーになり、今部長をやっていたり。でも、そのがんばりのおかげで社員が100人になり、1000人にもなると、社長が名前を覚えることすら困難になり....そして...普通の会社になっていったんじゃないのかな、と。

僭越ながら、そうならないことをと心から願っております。

追記:

しまった。そんなことはとっくにご存知だった。

デュアルディスプレイとポルシェ - shi3zの日記
ただ、こんな贅沢を言えるのも、UEIが発展の途上にある会社で、オーナーを含む経営者全員が会社の発展を強く指向していて、社員数が十分少なく、しかも幸いにして一度も赤字を出したことがないからです*2。

大企業になれば、膨大な社員を統率するために細かな服務規程が生まれますし、一部の社員を優遇すると労働組合に怒られる可能性もあります。

すいません。やっぱり僭越でした。今後もぜひ、志あるエンジニアに居心地のいい会社を作っていただければと思います。



天は自ら助く者を助ける - shi3zの日記
僕は才能をもった人にはどんどんお金とチャンスをあげたいと思っていますし、知見を広げてさまざまな経験をさせてあげたいと思っています。 でもそれは彼らがそうした才能を持っていて、その彼らの才能を育てることに意味を見いだしているからです。 しかし働く気も学ぶ気もないというような人に対して、誰がそんなことをするでしょうか。

 そんなことする人がいるはずがありません!と言いたいところなのですが。 「○○言語一週間コース」とかにいくと、必ず最後寝てる人がいるじゃないですか。 やる気のある人しか会社が研修にいかせないのだったら、そんな人いるわけがないですよね?

その一方で、すっごいやる気のある人も、「研修は年に二回まで」みたいなルールで制限をかけられたりします。 shi3zさんみたいにしていただける会社って、そんなに多くはないんじゃないかな。
何でそうなのかな?どうしてみんなshi3zさんみたいにしないんだろう?というのが不思議だったのです。

実は世の中、やる気はそこそこでもいっぱい人を集めた方が得をする理由が存在したんじゃないのかな、と。
「天は自ら助く者を助ける」といわれているけれど、実は自ら助けない人も助けてしまうべき理由があるんじゃないのか?と。

たとえばソフトウェアの開発の一次請けみたいな会社だと、スーパーエンジニアが一人いてもせいぜい100万円/月しかお金をもらうことができません。
ところがここで、そんなにすごくないけどまあお客さんが怒らない程度のエンジニアが10人いると、50万円×10=500万円の売り上げを上げることができます。
スーパーエンジニアに10倍の生産性があったって、500万円/月払う会社は普通存在しないわけです。

だったら経営する人としては、そんなにがんばってスーパーエンジニアを育てなくても、まあとりあえずそれなりにやる気はありますよ、という程度の人でもたくさん連れてきて、一律の教育制度を用意して、とにかく数で勝負しちゃった方が、実際儲かってしまうんだろうな、と。

たぶんこれってソフトウェア業界だけじゃなくて、たいていの会社がそうなんじゃないかと。工場労働みたいな世界では、安定した品質の物をたくさん作るかが勝負なので、すごい物をちょっとだけ作れる人の出番は少ないだろうし。おやつを作る会社でも、大ヒット商品を一個作るよりは、そこそこ安定した物をたくさん持っていた方が経営が安定するんじゃないかな、と。年に一回めっちゃおもしろい記事が載るけど、あとはまるでおもしろくない週刊誌というのも、たぶん存続できなかったのだろうと。

芸能界とか、コンサルティング業界とか、誰かひとりビッグネームな人がいれば多額のお金をいただいてくることの出来る業界ではスーパーマンが存在できますが、そうでない業界では、なかなかスーパーマンを評価できないし、育てる理由も存在しなかったんじゃないのかな、と思うのです。

....エントリが長くなってきたので、二回に分けさせてくださいませ。



 会社の仕事でスウェーデンの方が日本に来ていたので、土曜日は秋葉原へ遊びに連れて行きました。
新宿とか渋谷では一緒に迷子になることしかできませんが、秋葉原なら自信があります!

071013_1355~0001.JPG スウェーデン人にウケタもの一覧
ラジオ会館(濃いほうの秋葉原)とドンキホーテ(お土産調達用)に連れて行けば、たいていの方は満足していただけます。

ところが今回は「ところで古川、スーパーポテトというお店を知っているか?Nintendo museumらしいんだけど」と言われてえらいびっくりしました。
携帯で調べて連れて行ったところ、いまどきファミコンとかセガサターンの本体、ゲームソフトを売っているお店でした。本当に動くファミコンの本体が2980円で売っていたり、これは日本人でも十分面白い。

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何でそんなお店を知っていたのかがかなり疑問なのですが、でも面白いお店を知ることができたので満足です。
秋葉原観光ガイド(英語)って商売にならないかなぁ。



「ひとりで作るネットサービス」でもふれていただいたのですが、ホワイトボードを愛用しています。ほぼどこへ行くにも一枚はカバンに入っています。
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いつでもメモがとれて、指でこすれば簡単に消せるのがお気に入りなのですが、ちょっと重いのも事実でして。先ほど、超軽量なホワイトボード(互換品)を発見してしまいました。

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書類なんか入れるクリアファイルにホワイトボードのペンで書くと、ホワイトボードと同じように消すことが出来ます。これなら軽いので、10枚くらいもって歩いても平気です。

今度からこれにしようっと。



svnで公開してもらえると便利ですということだったので、 HumanDate改めHumanDate-ja を、rubyforge.orgに登録してみました。

svn co svn+ssh://@rubyforge.org/var/svn/humandate-ja/trunk/
で最新の(まだunittestを通らない^^;)ソースコードを取ってくることができます。

名前が変わった関係で、古いファイルはあげていないので、まだgemでとってくることはできないです。ごめんなさい。
月が一ヶ月ずれちゃう問題が意外と根深いので、ちょっとアルゴリズムからいじらないとだめかも、と思っています。


田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪: 【番外編】開発合宿で出会った3人が作ったお小遣い帳

(^^)v 掲載していただきました。

「ひとりで作るネットサービス」は、以前から「何で僕を取材に来ないんだ!」←何にも公開してなかったら当たり前です
と思っていた企画なので、ちょっと嬉しいです。

とはいえこれも、使っていただいているユーザーさんや、一緒にやっていただいているお二人、OBIIの皆様のバックアップがあってのこと。皆様には大変感謝しております。


本日から、いいめも新サービス「いいめもダイエット」が公開になりました。

食べたものを全部記録する「レコーディングダイエット」をやりたい人のためのサービスです。

前回に引き続き、ITMediaさんに取り上げていただきました。ありがたやありがたや。

ぜひぜひ使ってみて感想を聞かせてくださいませ。



mixiのデザインリニューアルに対する批判が厳しくなってきましたね。べつにいいデザインだとは思わないのですが、それにしたってねぇ。

 例えば新デザインが、2カラムで広告がなくてユーザーが自由に機能をつけはずしできるiGoogleみたいなデザインだったら不満が上がらなかったかというと、そんなことはないと思うのですよ。それだったらそれで、難しくて使えないとか、前のほうがいいとか、不満をいう人は必ずいます。
「文句を言われたくなければ座って何もしなければいいのです。いえ、それですら『何もしなかった』といわれるかも知れませんが」とナルサスも言っています。

そういう前提の中で、新機能をリリースしたり、デザインをリニューアルしたときに、反響を分析するのって簡単なことじゃないと思うのです。
mixi自慢の日記キーワードランキング機能を使って日記を分析したって、たまたま声の大きな人が満足していて不満な人は遠慮しているだけかもしれません。
逆に今回の例だって、積極的な人が不満でそうでない人は意外と満足している可能性だって、ないとはいえないですよね?(たぶん違うと思いますが)

幸い(?)いいめもはまだまだ小さなサービスですが、いずれそんな悩みに直面する日も来るのかなぁ、とちょっと思いました。


もうひとつ、カンブリア宮殿の話。



「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の人の話の中で、村上龍が書いていたこと。
ヒット商品を生み出す努力に関して、日本社会はいまだに古い文脈にとらわれている気がする。どんな職種であれ、どんな商品であれ、成功の条件は「科学的な努力の継続」に決まっているのだが、どういうわけか、そういった理由付けは人気がないのだ。旧来の文脈では、成功には大きく三つの要因があることになっている。つまり、「きっかけ」「苦労」「秘訣」の三点セットで、インタビューなどでわたし自身も必ずその質問を受ける。
「子供のための職業図鑑を作ろうと思ったきっかけは何ですか?」「制作に当たってどのような苦労がありましたか?」「ベストセラーを生み出す秘訣は何でしょうか」
 「きっかけのようなものはないし、苦労なんかまったくしていないし、秘訣なんかありません」と私は答えるのだが、インタビュアーは絶句し、場は限りなく白ける。三点セットは、成功者が共同体内で個人として突出することを防ぐためにあるのだろうと思う。成功しなかった人が、「自分にはきっかけや秘訣がなかっただけだ」「成功者は多大な苦労をしなければいけないから大変だ」そう思うことによって、社会の均一性が保たれる。もちろん「科学的な努力を継続」した人がすべて成功するとは限らない。だが、成功するためには、「科学的な努力の継続」は絶対に必要だ。

その趣旨は全くその通りだと思います。じゃあどうやって「科学的な努力の継続」を行うのでしょう?

簡単なことじゃないよね。「がんばらないと」って言って努力を始めて、長続きしていているのを見たことがありません。

やっぱり、「好きこそ物の上手なれ」なんじゃないかな。村上龍が小説を書くことを苦しいと思わないように、たぶんイチローは、野球をどれほどたくさんやっていてもつらいと思わない人なんじゃないでしょうか。男前豆腐のひとは、豆腐の研究をしている間はしんどいと思わないんじゃないのかと。

アンカテ(Uncategorizable Blog) - なぜドーパミンが出ない所で仕事を探すんだろ?というのが結論になりそうな気がします。



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