もぎゃ: 2008年6月アーカイブ

自分、投資の専門家ではないので、もしかしたら細かい部分では間違っているかもしれないし、だいたいなんでプログラマがパソコンサポート業の方に向かって投資を説明しなきゃいけないのか、自分でも意味がわからないのですが(笑)、でもなんとなく上手に説明できるような気がしたので試しにやってみます。
話の種ということでご容赦を。

このところ、ガソリン代は毎月約10円ペースで値上がりしてます。
一向に値下がりの気配を見せません。
テレビやラジオで聞く限りでは、アメリカのバブル崩壊(サブプライムショック)のおかげで、投資先を見失ったアメリカの投資家の利益を得るために、原油先物取引に金が流れ込んだために値上がりしているんだそうです。
つまり、ガソリンが値上がりした分は、全て投資家が利益を得るためだけに回っているわけです。
頼むから、どこの誰がそんな迷惑な方法で利益を得ているのか、誰か名前を公表してくれ...。
そういう迷惑なヤツは、とっとと晒し者にされてしまえ!と思っているのは私だけではあるまい。
(パソコントラブル出張修理・サポート日記: いつものガソリンスタンドにて。)
誰って、あなたなのです。
ここでいうあなたというのは不特定多数のみんなという意味で、笹本さん(記事を書いた人)おひとりを名指ししている訳じゃあないですよ。でも、「そんな迷惑な方法で利益を得ている」人を全部晒し者にしたら、たぶん笹本さんご自身のお名前もそこに載るだろうと思います。


笹本さんは、自営業なので国民年金でしょうか。何らかの年金には入っておられますよね?
いろいろ悪評の出ている年金制度ではありますが、(たいていの場合)払ったお金よりたくさんのお金がもらえる制度なのは事実です。
あと、10年預けたらちょっぴり増えて戻ってくる医療保険なんかもかけておられないでしょうか?
毎年10万円払って、無事故だったら10年目に101万円返します、みたいなやつです。
年金も保険も、すっごいお金持ちがいておこづかいをくれているわけじゃないので、何らかの方法で預かったお金を増やさないといけません。
さて、どうやって増やしているのでしょう?


笹本さんみたいに事業をする人に貸し出す方法もあります。
あるいは、事業をしない人でも、教育ローンとかおまとめローンとか、まあ様々な名目でお金を貸して、利子を付けて返してもらうことで、お金を増やす方法もあります。
自分たちで事業をして増やす方法もあります。東京にでっかいビルを建てて企業に貸し出して、かかったお金より賃料の合計が大きくなればお金が増えるよね、とか。
いずれもそれぞれやっていると思うのですが、もっと効率のいい投資のやり方もあります。プロに任せる方法です。
プロは、様々な投資対象を知っていて、その中でもっとも効率のいいやり方を見つけて、投資してお金を増やしてくれます。
素人が自分でパソコンを直せないから笹本さんにお願いするのと同じ理屈で、保険会社や年金組合は、お金を増やしてくれるプロにお願いすることにしたわけです。


これが、笹本さんが言われている「投資家」と呼ばれる人たちの正体です。
投資家ってまるでお金持ちが道楽でやっているみたいに思っておられるみたいで、実際そういう人だっていると思いますが、僕らの年金とか保険で預けたお金だって、投資家によって運用されているのです。
投資家の仕事は、お金を増やすことです。笹本さんが壊れたパソコンを直せなかったら次から仕事がこなくなるのと同様に、投資家の皆様は、お金を増やせなかったら次から仕事がこなくなる運命を抱えています。当然彼らとしては、もっとも儲かると判断されるところに預かったお金を投資「しなきゃいけない」のです。
もうわかったと思いますが、投資家の皆様が今一番儲かる方法はなんだろうと考えた結果、それは原油投資だね、ということになったわけで。
この投資家にお金を預けたのは誰だ!?って保険会社や年金組合で、そこにお金を預けたのは誰だ!?っていうと、結局僕らだったりするわけです。


笹本さんがお客様のパソコンを直した結果、新品のパソコンが売れなくなったじゃないか!日本のGDPが下がっているぞ!(そういう迷惑なヤツは、とっとと晒し者にされてしまえ!)といって批難することはできないですよね?投資家にとっても同じことです。お金を増やすのが仕事ですから、投資対象が値上がりしてみんなが困ったと言われても、そこまで責任とれませんよ、というところだと思うのです。
彼らは彼らなりに、僕らのために一生懸命働いているのです。いえ、お金持ちのためにはもっと一生懸命働いているかもしれませんけど。


そうはいっても、投資で僕らの実生活に悪影響が出てくるようでは困ってしまいます。だいたい、年金の利子よりガソリン代の方が高くつくようでは意味がないのはよくわかります。
そう思うのであれば、そこは、政治の領域です。
お金を増やすために銀行強盗をしてはいけないのと同様に、原油や食料の取引については本当に必要な人以外買ってはいけないことにするとか、そういう取引での利益の税金を高くしてあまりうまみが出ないようにするのか。なんらかのルールを考えるのは政治であって、投資家の仕事ではないのです。
そのやり方もまた難しいからみんな苦労しているのですが。とりあえず、投資家というのは悪の秘密結社の手先ではないんだぞ、というお話でした。



なるほど、と思ったので自分の勉強メモ。rubyにおけるハッシュのソートについての考え方。

rubyでハッシュにいろいろデータを入れて取り出すとき、ソートして取り出したいよね、ということがよくある。
そうすると、ハッシュをソートしたいという発想が当然出てくるのだけれど、RubyにはHash::sortというメソッドそのものがない。

なぜか。そもそもハッシュというのは順序が保存されないもの([ruby-list:43857] Hashへの生成順は保障されないのか?)。なので、順番を並べ替えるソートという考え方に意味がない。(ソートしたってその順番通りに並ぶ保証がないのだから)

じゃあ、ハッシュのデータを順序どおりに取り出すときどうするか?そういうときは、順序が保存される配列に変換してからソートを行う。

irb(main):018:0> var = {
irb(main):019:1* 2=>"2",
irb(main):020:1* 1=>"1",
irb(main):021:1* 3=>"3"
irb(main):022:1> }
=> {1=>"1", 2=>"2", 3=>"3"}
#ね、順序が変わったでしょ?
irb(main):023:0> var_sorted_array = var.to_a.sort{|a,b|
irb(main):024:1* (a[0] <=> b[0])}
=> [[1, "1"], [2, "2"], [3, "3"]]

いったん配列にしたものをソートすることで、順序を決めて取り出すことができる。
使うときはこんなふうに。

irb(main):030:0> var_sorted_array.each{|var|
irb(main):031:1* p var[0]
irb(main):032:1> p var[1]
irb(main):033:1> }
1
"1"
2
"2"
3
"3"


そういえば書いていなかった気がする。
正式な理由としては退職と独立のご報告に書いたのですが、そもそもなんでそんなふうに思ったのか、そのきっかけ。


当時の職場の近所に公園があって。自分、よくそこでお昼ご飯を食べていました。
その日も、マクドナルドを食べ終わって、まだ時間があったのでベンチにゴロン。
485715803_235.jpg
なんていい天気なんだ!
これは絶対にお昼寝をしていくべき!!ここでお昼寝をしなかったらいつするのだ??もしかして自分は今日ここでお昼寝をするためにこの世に生を受けたんじゃないのか!?


...これがきっかけです。ホントの話。



 圧縮新聞とか、二つ名メーカーで有名なニート、phaさんとのtwitterでの話。

pha: 僕には自分のやることをお金に換金したくないという欲求が強くあるのかもしれない
pha: まあもうちょい金銭的に追いつめられたら考え方も変わってきそうだけど。
mogya: 余裕がない状態でお金を稼ごうとするとやりたくないこともやらないといけないと思うのです。
mogya: 余裕があれば、やりたくない仕事はお断りすればいいので、結果的にやりたくないことをやらないですむと思っています。
mogya: 「お金は大事だぞ。これがあれば嫌な奴の言うことをきかないですむからな」とヤン・ウェンリーの父上も言っておりました。
  (注:「金銭は決して軽蔑すべきものじゃないぞ。これがあれば嫌な奴に頭を下げずにすむし、生活のために節を曲げる必要もない。」ですね。)
pha: @mogya 余裕があっても余裕がなくてもお金を稼ぐにはやりたくないことをやらねばならない、とか今思っていたりします・・・
pha: お金を稼ぐということをひたすらやりたくないというか

今とても興味がある話題だったので、つい絡んでしまいました。
自分は、自分の成果物をお金に換えるのが全然苦にならないので、その辺、phaさんの気にされているところに土足で踏み込んじゃっているのかもしれません。もしもそうだったらごめんなさい。


繰り返しになりますが、自分、phaさんの理想にはとても共感しております。

朝は好きな時間に起きて、仕事などで電車に乗ったりどこかのビルディングとかの一室に通ったりする必要はあまり無く(電車やビルや人ごみは僕を消耗させる)、仕事をするとしても週3日くらいで、そのとき自分のやりたいことに没頭できる環境があり(今ならプログラミングとか読書)、作業に飽きたら2時間ほど散歩したり本屋に行ったりして、午後には1時間くらい昼寝をしたりもし、それで周りには喋ったり遊んだりして面白い友達がいて、かつ独りでいる時間と空間もちゃんと確保できて、週に一度か二度友達と遊び、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んだりして、月に一度は小さな旅行をして、引っ越し好きなので一年に一回か二回は引っ越しをして、年に一度は外国に遊びにいったりする、というようなリズムで暮らしていけたら自分は幸せなんだなあと焦点が絞れてきた。まあ今のニート生活をずっと続けて行ければいいという話なんだけど。
(ニート的人生設計 - phaのニート日記)

で、それは、フリーランスをうまく活用すればそれは可能なのではないか、と言ったのですが、
(週三日働いて食べていくのは可能なんじゃないか。 - もぎゃろぐ)
今年の一月に独立して、半年間やってみて、不可能じゃなさそうだ、という感触を得ました。

どうやったか。会社を辞める前にお会いしたお客さんから、一年間、ガバっとまとめてWEB開発を見る契約というのを結びました。
お客さんはこれまでIT以外で活躍してこられた会社さん。そろそろITにも投資したいよね、ということで、こんなウェブショップはどうだろう?こんなサイトって作れないの?というような形で、ITに関して種をまいている状態です。
自分はそれに対して、業界の動向とか、技術的アドバイスと、実際の開発を請け負っています。

お客さんから見たら、社員を一人抱え込んだら年間1000万円(しかも簡単に首を切れない)ですが、自分に頼むことで、それよりずっと安くエンジニアを確保することができました。僕から見たら、いつ昼寝をしてもいい状態で一年分の生活費を確保することができて、Win-Winです。

とりあえずこれで、生活の最低ラインがカバーできました。

このお客さんのためにつっこむ工数は、だいたい週に3ー4日程度。あとは、いいめもとか、HumanDateとか、作りたい物を作る、という感じです。

お客様とは基本メール/チャット/skypeベースでお話をするので、どこに住んでいようとあまり問題になりません。「いついつまでにこんなの作りますね」という約束さえ守れば、時間配分は僕の自由です。

朝は起きたい時間に起きて、風呂に入りたくなったら入って、昼寝したかったらする。
昼間っからヨメと二人で町の商店街に買い物に行って、一個350円のスイカを見つけて驚喜しながら帰ってくる ←おいしかったです(^^)

そんなことしつつも、毎日8時間くらいは開発の時間を確保して、この時間にお客様から受けたソフトを開発したり、いいめもの開発を進めたり、それ以外にも作りたいと思ったら作る、まあそんな感じの生活です。

引っ越しは好きではないので一回しかしていないし、友達と遊ぶのも月に一回くらいですけど。
あと、自由な時間が増えても、やる気とかそのほかのリソースがボトルネックになるので思ったほど自分の思った物はつくれなくて、この点はちょっと誤算でしたが、ともあれ、お昼寝したいときにお昼寝ができる生活は実際実現できています。

「そんなのいつまでも続くはずがないだろう」って言われるかもしれないです。
実際、特定の一社に売り上げが依存してしまっているので、「来年は契約しません」って言われるとちょっと困ったことになります。

けれども、ここ一年間、いいめも関係で、何度かおもしろいビジネス展開のお話がありました。それ以外でも、「こういうことやってくれませんか?」っていうお話はいくつかいただいております。

自分で自由にできる時間を確保してあれば、そういうお話に対して即座にリソースをつっこんで対応することができます。

今の時点ではまだ次の足場は緩いですが、これを繰り返すことで、今の生活を確保することは不可能ではないんじゃないのかな、と思っています。



予告inで今大流行のsatoruさんが、ブログでこんなこと言われていました。

いくら アイデアとか作れる能力があっても そのときにやらないといけないこととか<br />
お仕事があるとどうしても 自分の創作活動に 費やす時間は 削らないといけない事に なるはめになっちまって、そういう状況では やっぱし ロケット級にサービス作っていったり、好きなものを作るのなんて精神的にも 物理的にも 無理っぽいな ってのを実感した。<br />
要は暇なのはめちゃくちゃ大事ってこと。

忙しいと、作れない - satoru.netの自由帳

全くその通りで、「これだ!」と思ったときには一気に時間を突っ込める体制になっていないと、面白いものなんて作れないと思うのですよ。

でも、この自由に時間を突っ込める体制というのが既に矛盾していて。

たとえば週7日24時間フリーな状態になれたとします。そこでサービスAを作ろう!と思ってとりかかったとします。その瞬間からその人は24時間フリーではなくなって、途中で、サービスBを作ろう!と思っても作れなくなります。週7日24時間フリーな人は、実は何にもできない人なのです。

要するに、サービスAを作ろう!と思ったら、Bを作ろう、とか思う前に作り上げてしまわないといけない。いかに短期間で成果をまとめ上げるかが勝負のような気がします。

そうするとやっぱり、個人でWebサービスを作る時に一番大変なことが大事なんじゃないかな。




HumanDate-ja0.0.3をリリースします。
おもな修正内容は、rails2.0になってActiveSupportの仕様が変わっちゃったことへの追随です。

hideAki :
日にちがうまくでません(T-T;;;
7月は1日か11日にしかなんないですね〜

もぎゃ
そうなのですよ。どうも普通に日付を書いた時の挙動がおかしくて、何とかしないといけないなぁ、と思いながら、先送りになっちゃっています。
(HumanDate 0.0.2 - もぎゃろぐ)

そうなのですよ、と言ったのですが、「そこまでひどかったっけ?」という心の声がしたので、単体テストを走らせてみたら、日付関係のテストが全滅しています。

調べてみると、activeSupportのtime#changeからすでにおかしい。

irb(main):006:0> test = Time.parse("Mon May 21 23:51:59 +0900 2001")
=> Mon May 21 23:51:59 +0900 2001
irb(main):010:0> test = test.change(:mday=>25)
=> Mon May 21 23:51:59 +0900 2001

...timeの「分」部分が変更できません。調べてみると、あらびっくり。

*2.0.1* (December 7th, 2007)
* Deprecation: remove deprecated :mday option from Time, Date, and DateTime#change. [Jeremy Kemper]
rails / activesupport / CHANGELOG -- GitHub

以前、timeの「分」部分を変えようと思ったら、change(:mday=>25)だったのですが、このラベルがdayに変わってしまったようです。

irb(main):011:0> test = test.change(:mday=>25)
=> Mon May 21 23:51:59 +0900 2001
irb(main):019:0> test = test.change(:day=>25)
=> Fri May 25 23:51:59 +0900 2001

 ...rails2.0はrails1.0系と互換性がとれないよ、ということをはっきりさせるためにメジャー番号をあげたわけですから、非互換だからと言って文句は言えないですね。

しょうがないのでこうすることにしました。

irb(main):009:0> test.change(:mday=>25,:day=>25)
=> Fri May 25 23:51:59 +0900 2001

これで、rails1.0系でも、2.0系でもとりあえず動いてくれるはずです。

あと、end_of_monthが0:00じゃなくて23:59を指すことになった仕様変更にも対応しました。

#これなんて、ドキュメントすらキャッチアップされていないような^^;

ずれてます2 - urekatのスカンク日記3 の不具合は治らないままですが、とりあえずHumanDate-ja0.0.3として置いておきます。

HumanDate-ja-0.0.3.gem
hideAkiさんよかったら試してみてくださいませ。


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