技術メモ: 2008年5月アーカイブ

いいめもも、このブログも、Movable Typeをつかっています。いいめものほう、以前はMovable Type 3だったのですが、サーバを移動させたのを機会に、Movable Type 4に乗り換えました。

で、乗り換えて気づいたこと。そこら中でリンク切れが起きている...

切れたリンクと本来のページを見てみると、どうやら、Movable Type 3のころ、URLに_(アンダースコア)を使っていたページが、勝手に-(ハイフン)に置き換えられてしまった模様。
調べてみると、困っている人もたくさん。

アップデートは計画的に - Nizah Blog
MT4.1 ウェブページのファイル名に「_」アンダースコアは禁物 - 具現 | 蓮華のライフデザイニングブログ
コメントスパム対策さらにその後 - あれているBlog
bq69 collectibles - MT 4.1 upgrade: cont'd
みなさまそれぞれのやり方で対処されたみたいですが、納得いかないっすよねぇ?

自分の場合、必ずしもURLがpost_14.html という形になっているとは限らなくて、this_is_a_pen.htmlみたいなURLになっていることがあるので、単純なredirectではとばすのが困難です。サーバ移行だから、Movable Type3の頃のキャッシュに期待するわけにも行きません。

こういうときは、apacheのmod_rewriteの出番だと思われます。rewrite_ruleを使ってアンダースコアをハイフンに置き換えてリダイレクトしてあげれば、大手サイトからいただいたリンク価値を失うこともなく、問題を一発で解決できるはずです。今こそブログに書くときだ!
...と思ったのですけど、最近忙しかったので、実作業ははてなの皆様にアウトソースさせていただきました^^;

Apacheのmod_rewriteをつかって、URL中のアンダースコアをハイフンに置き換えるRewriteRuleを教えてください。 つまり、 http://example.com/blog/2008/05/post_14.html と.. - 人力検索はてな
期待通り適切な書き方を教えていただけたので、ここでブログ記事として公開する次第。

Movable Type 3から4に移行して、URLがアンダースコアからハイフンに変わってしまって困っている人は、httpd.confに以下のようにかけばリダイレクトさせることができます。

<Directory "hogehoge">
    Options FollowSymLinks
    RewriteEngine on
    RewriteBase /
    RewriteRule ^([0-9]+)/([0-9]+)/([^_]+)_(.+)\.html?$ $1/$2/$3-$4.html [N,L,R]
</Directory>
<Directory "hogehoge"> の部分は、自分のブログが置いてあるディレクトリ(公開設定-公開パス-サイトパスに書いてある)です。

このルールにより、2007/10/post_123.htmlという具合にアンダースコアを含むURLにアクセスしてきた場合、Apacheサーバが「あ、そのファイルはこっちに移動しましたから」(301 Moved Permanently)と新しいURLを案内してくれるようになります。
2007/10/this_is_a_pen.htmlみたいなURLもちゃんと変換してくれます。



今日時点で、もぎゃろぐのなかで一番たくさんブックマークのついている記事がこれ。
[linux]なんでもsvnで管理する - もぎゃろぐ
なんでもといいながら実際には実行ファイルを管理するだけで、それなのにたくさんの方に見ていただいて申し訳ないです。

というわけで、設定ファイルも管理できる目処が立ったので、「[linux]なんでもsvnで管理する2」をお送りします。

設定ファイルの場合、/etc/httpd/conf/httpd.conf も管理したいし、/etc/aliasesも管理したい。だからといって/etc以下を全部svnにつっこむのは、さすがにちょっと怖いでしょ?というのが難点でした。

悩んでも分からなかったので、masuidriveの人に聞いてみました。

自分: 以前ブログで、設定ファイルとかもsvnで管理してるよ~的なことをいっていたじゃないですか。
Yuichiro: はいはい、やってます
自分: どういう単位になっているのでしょう?
 たとえば、/etcしたが丸ごとリポジトリに入っている?
Yuichiro: いえ、別においてsym linkしてます
 必要なファイルだけ。
 apacheとかpostfixとか。
 ホスト固有の設定とかありますしね
自分: ふむふむ。じゃあ設定ファイルは全部/var/setting/とかどこかにまとめてあるわけですね。
Yuichiro: そです。
なるほど。

適当なディレクトリを用意して、書き換えたくなりそうなファイルを一式コピーしてきます。

[daisuke@snares ~/tmp/setting] $ ls -la httpd/
total 20
drwxr-xr-x  5 root root 4096 May 10 11:19 .
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May 10 17:01 ..
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May 10 16:30 conf
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May 10 11:19 conf.d
[daisuke@snares ~/tmp/setting] $ ls -la httpd/conf
total 44
drwxr-xr-x  3 root root  4096 May 10 16:30 .
drwxr-xr-x  5 root root  4096 May 10 11:19 ..
-rw-r--r--  1 root root  5975 May 10 16:30 httpd.conf
-rw-r--r--  1 root root 12959 May 10 11:19 magic
[daisuke@snares ~/tmp/setting] $ ls -la httpd/conf.d/
total 52
drwxr-xr-x  3 root root  4096 May 10 11:19 .
drwxr-xr-x  5 root root  4096 May 10 11:19 ..
-rw-r--r--  1 root root   778 May 10 11:19 manual.conf
-rw-r--r--  1 root root  1827 May 10 11:19 perl.conf
-rw-r--r--  1 root root   560 May 10 11:19 php.conf
-rw-r--r--  1 root root  1438 May 10 11:19 python.conf
-rw-r--r--  1 root root 10919 May 10 11:19 ssl.conf
-rw-r--r--  1 root root   352 May 10 11:19 webalizer.conf
-rw-r--r--  1 root root   299 May 10 11:19 welcome.conf

インポートします。

[daisuke@snares ~/tmp/setting] $ svn import file:///var/svn/repos/httpd_conf/ -m "initial import"

#インポートしてしまえば、もはやこれらのファイルは用済みです。

/var/setting/を用意して、ここにファイルをチェックアウトしてきます。

[daisuke@snares /var/setting] $ sudo svn co file:///var/svn/repos/httpd_conf/ ./
[daisuke@snares /var/setting] $ ls /var/setting/
httpd

元のファイルから、このファイルにsymlinkします。

 
[daisuke@snares /etc/httpd] $ ls
conf           logs     run
conf.d         modules
[daisuke@snares /etc/httpd] $ sudo cp -r conf conf.20080510.1104
[daisuke@snares /etc/httpd] $ sudo cp -r conf.d conf.d.20080510.1104
[daisuke@snares /etc/httpd] $ ls
conf           conf.20080510.1104  conf.d.20080505       logs     run
conf.20080505  conf.d              conf.d.20080510.1107  modules
[daisuke@snares /etc/httpd] $ cd conf
[daisuke@snares /etc/httpd] $ ls
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ ls -la
total 28
drwxr-xr-x  7 root root 4096 May 10 11:07 .
drwxr-xr-x  8 root root 4096 May 10 11:07 ..
-rw-r--r--  1 root root  5975 May 10 16:30 httpd.conf
-rw-r--r--  1 root root  5809 May 10 16:26 httpd.conf~
-rw-r--r--  1 root root 12959 May 10 11:19 magic
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.crl
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.crt
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.csr
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.key
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.prm
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ sudo rm httpd.conf
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ sudo ln -s /var/setting/httpd/conf/httpd.conf ./
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ sudo ln -s /var/setting/httpd/conf/magic ./
同様にしてhttpd/conf.dの下もsymlinkに置き換えました。
 
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ ls -la
total 28
drwxr-xr-x  7 root root 4096 May 10 11:07 .
drwxr-xr-x  8 root root 4096 May 10 11:07 ..
lrwxrwxrwx  1 root root   34 May 10 11:07 httpd.conf -> /var/setting/httpd/conf/http d.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   29 May 10 11:07 magic -> /var/setting/httpd/conf/magic
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.crl
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.crt
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.csr
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.key
drwxr-xr-x  3 root root 4096 May  5 23:41 ssl.prm
 
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ ls -la /etc/httpd/conf.d
total 8
drwxr-xr-x  2 root root 4096 May 10 11:08 .
drwxr-xr-x  8 root root 4096 May 10 11:07 ..
lrwxrwxrwx  1 root root   37 May 10 11:08 manual.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/manual.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   35 May 10 11:08 perl.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/perl.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   34 May 10 11:08 php.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/php.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   37 May 10 11:08 python.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/python.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   34 May 10 11:08 ssl.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/ssl.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   40 May 10 11:08 webalizer.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/webalizer.conf
lrwxrwxrwx  1 root root   38 May 10 11:08 welcome.conf -> /var/setting/httpd/conf.d/welcome.conf

このあたりで、システムがちゃんと動いているか確認。

 
[daisuke@snares /etc/httpd/conf] $ sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart
Password:
Stopping httpd:                                            [  OK  ]
Starting httpd:                                            [  OK  ]
ブラウザで各ページを見て回って...大丈夫そうです。

以後は、/etc下は書き換えずに、/var/setting/下のファイルを書き換えるようにします。

で、なにか致命的なミスをしたことに気づいたら、

 
[daisuke@snares /var/setting/httpd/conf] $ sudo rm httpd.conf
[daisuke@snares /var/setting/httpd/conf] $ sudo svn update
Restored 'httpd.conf'
At revision 4.
とすることで、ちゃんと動いていた頃のシステムに戻ることができます。

おまけ:この前後に起こった悲劇。

自分:  えらいことになった^^;
Yuichiro: ??
自分: /etcを丸ごとリポジトリに入れる実験をしていたのですが。
     元に戻そうと思って、うっかり sudo rm -f /etc とやってしまって、
 /etc/passwdがないから、sudo mv etc.20080505.1653 etc と戻すことができない。
Yuichiro: .......

さくらインターネットさんのサポートで、HDDを別サーバにつないでいただいて/etcを書き戻して復旧しました(有償)。
これ、マジでシャレにならないので、皆様ご注意くださいませ^^;



ちょっと思うところがあって、もぎゃろぐのURLが変わりました。


旧:http://mogya.com/blog/
新:http://blog.mogya.com/

こういうとき、旧URLでも記事にアクセスできるようにしておかないと、ソーシャルブックマークとか、ニュースサイトからはっていただいたリンクがもったいない。

こんなときには、Apacheの設定ファイルであるhttpd.confに

Redirect permanent /blog http://blog.mogya.com

というふうに書いて再起動してあげれば、Redirect機能が働くようになる。

以降、http://www.mogya.com/blog/2008/03/linuxsvn.html というふうにアクセスしてきたブラウザには、

HTTP/1.x 301 Moved Permanently

というヘッダとともに新しいURLが返されるようになる。

結果として、ブラウザはちゃんと新しいページを表示してくれるし、えらいソーシャルブックマークだと、自動的にURLをはりかえてくれたりするかもしれない。すくなくともGoogleは「あ、ページが移動したんだな」と認識してページランクを引き継いでくれるらしい。

技術的には当たり前の話なのですが、まあ誰かの役に立つかもしれないのでメモメモ。



linux上で動いているsubversionのサーバに、TortoiseSVNを使ってssh経由で接続してファイルをチェックアウトしようとしたら、


Unable to write to standard output (stderr

というエラーが出てはまったのでメモ。

エラーメッセージでぐぐると、
色々日記(ざ・めも) | subversionが上手く動かなかったのは?

がでてきて、これによると、.cshrcの末尾にsetenv LANG Cしましょう、ということになっているのだけれど。結論から言うと、自分の場合はこれではなかった。

でも、この人のお話を参考に、linuxからssh経由で自分のリポジトリにつないでみると、


[daisuke@snares ~/tmp] $ svn co svn+ssh://snares/var/svn/repos/hogehoge ./hogehoge
stty: standard input: Invalid argument
stty: standard input: Invalid argument
A hogehoge/conf

なんかあやしげな警告が。

ググってみると、この人と同じ症状。


[linux-users:29383] rcp, xon error(stty: standard input: Invalid argument)
2台のマシン間で、rcp しようとすると、
 ̄ stty: standard input: Invalid argument
とエラーがでてしまいます

対応としては


sttyコマンドが .bashrc とかに
かいてあると思うので
.bash_profile に移動させてみては
駄目でしょうか。
([linux-users:29385] Re: rcp, xon error)

とのこと。

実際調べてみたら、.bashrcに


stty stop undef

の一行が。

これを.bash_profileに移動させたら解決しました。

.bashrcは、ssh経由で接続するコマンドでも起動されるので、ここに何か出力するコマンド(stty とか、profileとか)を書いてはいけない、ということか。
.bash_profileと.bashrcの違いはとか読んでも、この辺は今一つ読み取れないんだよなぁ。



今月の流行は携帯サイトとPHPのもぎゃです。こんにちは。

携帯絵文字変換スクリプトをPHPで作ってみた。 携帯ホームページを作ろう! -ちょっと詳しいモバイルサイトの作り方-というのがあって、フリーで使えるのはすばらしい!と思ったのですが。

これどうも、ドコモの絵文字が正しく出ません。すくなくとも手元の環境では出ない。


  • サーバ:Apache/2.0.52

  • PHP:PHP 5.1.6 (cli) (built: Oct 26 2007 13:49:00)

  • 携帯:F705i。あと、i-mode HTML Simulator II ver5.1も試したけど出なかった。

 しょうがないのでデバッグしました。

結論

 emoji.csvをこっちに差し替えると出るみたいです。
emoji.csv

元のファイルとの違いは、iモード絵文字をダブルクオーテーションでくくっただけです。

問題だったこと

 作ろうiモードコンテンツ:基本絵文字一覧 | サービス・機能 | NTTドコモを参考に、べたにphpファイルに文字列を貼り付けたら、これは表示できました。

 Wiresharkでパケットを拾ってのぞいてみると、データが化けているとかじゃなくて、そもそもデータが出ていません。

 さかのぼっていくと、そもそも$emoji_array[1]が空っぽのままみたいです。

fgetcsvでググってみると、どうもこの関数は結構危険らしく。

テレパス・ラボ : fgetcsv()で日本語が読み込めない

iモード絵文字も、SJIS範囲外とはいえ日本語っぽい文字なのは同じなので、環境によって空っぽになってしまうんじゃないでしょうか。上記サイトで言われているように、問題の文字列をダブルクオーテーションでくくってみたら動いたので、とりあえずご報告まで。