自営業: 2008年6月アーカイブ

 圧縮新聞とか、二つ名メーカーで有名なニート、phaさんとのtwitterでの話。

pha: 僕には自分のやることをお金に換金したくないという欲求が強くあるのかもしれない
pha: まあもうちょい金銭的に追いつめられたら考え方も変わってきそうだけど。
mogya: 余裕がない状態でお金を稼ごうとするとやりたくないこともやらないといけないと思うのです。
mogya: 余裕があれば、やりたくない仕事はお断りすればいいので、結果的にやりたくないことをやらないですむと思っています。
mogya: 「お金は大事だぞ。これがあれば嫌な奴の言うことをきかないですむからな」とヤン・ウェンリーの父上も言っておりました。
  (注:「金銭は決して軽蔑すべきものじゃないぞ。これがあれば嫌な奴に頭を下げずにすむし、生活のために節を曲げる必要もない。」ですね。)
pha: @mogya 余裕があっても余裕がなくてもお金を稼ぐにはやりたくないことをやらねばならない、とか今思っていたりします・・・
pha: お金を稼ぐということをひたすらやりたくないというか

今とても興味がある話題だったので、つい絡んでしまいました。
自分は、自分の成果物をお金に換えるのが全然苦にならないので、その辺、phaさんの気にされているところに土足で踏み込んじゃっているのかもしれません。もしもそうだったらごめんなさい。


繰り返しになりますが、自分、phaさんの理想にはとても共感しております。

朝は好きな時間に起きて、仕事などで電車に乗ったりどこかのビルディングとかの一室に通ったりする必要はあまり無く(電車やビルや人ごみは僕を消耗させる)、仕事をするとしても週3日くらいで、そのとき自分のやりたいことに没頭できる環境があり(今ならプログラミングとか読書)、作業に飽きたら2時間ほど散歩したり本屋に行ったりして、午後には1時間くらい昼寝をしたりもし、それで周りには喋ったり遊んだりして面白い友達がいて、かつ独りでいる時間と空間もちゃんと確保できて、週に一度か二度友達と遊び、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んだりして、月に一度は小さな旅行をして、引っ越し好きなので一年に一回か二回は引っ越しをして、年に一度は外国に遊びにいったりする、というようなリズムで暮らしていけたら自分は幸せなんだなあと焦点が絞れてきた。まあ今のニート生活をずっと続けて行ければいいという話なんだけど。
(ニート的人生設計 - phaのニート日記)

で、それは、フリーランスをうまく活用すればそれは可能なのではないか、と言ったのですが、
(週三日働いて食べていくのは可能なんじゃないか。 - もぎゃろぐ)
今年の一月に独立して、半年間やってみて、不可能じゃなさそうだ、という感触を得ました。

どうやったか。会社を辞める前にお会いしたお客さんから、一年間、ガバっとまとめてWEB開発を見る契約というのを結びました。
お客さんはこれまでIT以外で活躍してこられた会社さん。そろそろITにも投資したいよね、ということで、こんなウェブショップはどうだろう?こんなサイトって作れないの?というような形で、ITに関して種をまいている状態です。
自分はそれに対して、業界の動向とか、技術的アドバイスと、実際の開発を請け負っています。

お客さんから見たら、社員を一人抱え込んだら年間1000万円(しかも簡単に首を切れない)ですが、自分に頼むことで、それよりずっと安くエンジニアを確保することができました。僕から見たら、いつ昼寝をしてもいい状態で一年分の生活費を確保することができて、Win-Winです。

とりあえずこれで、生活の最低ラインがカバーできました。

このお客さんのためにつっこむ工数は、だいたい週に3ー4日程度。あとは、いいめもとか、HumanDateとか、作りたい物を作る、という感じです。

お客様とは基本メール/チャット/skypeベースでお話をするので、どこに住んでいようとあまり問題になりません。「いついつまでにこんなの作りますね」という約束さえ守れば、時間配分は僕の自由です。

朝は起きたい時間に起きて、風呂に入りたくなったら入って、昼寝したかったらする。
昼間っからヨメと二人で町の商店街に買い物に行って、一個350円のスイカを見つけて驚喜しながら帰ってくる ←おいしかったです(^^)

そんなことしつつも、毎日8時間くらいは開発の時間を確保して、この時間にお客様から受けたソフトを開発したり、いいめもの開発を進めたり、それ以外にも作りたいと思ったら作る、まあそんな感じの生活です。

引っ越しは好きではないので一回しかしていないし、友達と遊ぶのも月に一回くらいですけど。
あと、自由な時間が増えても、やる気とかそのほかのリソースがボトルネックになるので思ったほど自分の思った物はつくれなくて、この点はちょっと誤算でしたが、ともあれ、お昼寝したいときにお昼寝ができる生活は実際実現できています。

「そんなのいつまでも続くはずがないだろう」って言われるかもしれないです。
実際、特定の一社に売り上げが依存してしまっているので、「来年は契約しません」って言われるとちょっと困ったことになります。

けれども、ここ一年間、いいめも関係で、何度かおもしろいビジネス展開のお話がありました。それ以外でも、「こういうことやってくれませんか?」っていうお話はいくつかいただいております。

自分で自由にできる時間を確保してあれば、そういうお話に対して即座にリソースをつっこんで対応することができます。

今の時点ではまだ次の足場は緩いですが、これを繰り返すことで、今の生活を確保することは不可能ではないんじゃないのかな、と思っています。



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