大きな会社小さな会社: 2007年11月アーカイブ

とある社長さんとお話しさせてもらって、聞いた話。

この人は今社員が五人くらいで、年商一億円くらいの規模の会社を経営されています。

これくらいの規模であれば、社長も十分な収入が得られるし、社員としても、大企業にありがちな非効率的な仕事をやらなくていいから、社長も社員もお互いハッピーだよね、不必要に大きくしないで、これくらいを維持するのが幸せなんじゃないのかな、と思っていたのです。

でも、社長としては会社を大きくしたいのだそうで。

当然理由の一つとして、売り上げをさらに上げるためには社員を増やすのが手っ取り早い、というのもあります。 でも、それだけじゃない。

「社員が増えるとどんどん会社が非効率になっていきませんか?」
「それはある。でも、社員の気持ちにもなってみて。例えば5年とか会社にいるのに、ずっと社長の命令聞くばっかりでおなじ仕事だと、おもしろくないでしょ?いずれは人を使う立場になりたいとか思うじゃない?」

あー。そのためには、必然的に会社は大きくなる必要がある、と。たしかにそうなっていないと、ずっと同じことやっていた社員さんは飽きて転職してしまうかも知れないですね。

米国とかリクルートさんみたいにポンポンやめていくことを前提とする考え方もあるとは思いますが、基本的に社員がやめて蓄積が外部に流出するのは可能なら避けたいことのはずで。社員をつなぎ止めるためには会社を大きくし続けないといけない。うーん。なるほど。

会社が大きくなりたがるのは経営者が貪欲だからだと勝手に思っていたのですが、実は社員自身が無意識に、会社が大きくなることを望んでいくところもあるのですねぇ。


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